ソープランド業界でも嬢のタトゥーには非好意的

ソープ嬢の中には、体にタトゥーを入れている女性が少なからず見受けられます。 欧米では気軽にファッションの一環としてタトゥーが彫られていて、それに倣ってファッションとして採り入れている若い女性が多いわけですが、日本ではそもそも刺青に対する印象が良くないので、それに類するタトゥーも同様のイメージを持っている方は少なくありません。 今回は、ソープランドにおけるタトゥーについて取り上げてみます。

◆ ソープランド業界におけるタトゥーの是非

タトゥーについては、お店側にも賛否両論となっていて、受け入れている所もあれば絶対にNGという所も多いです。 そもそもタトゥーと一言に言っても、一般的に日本人が想像する刺青である和彫りと、タトゥーとして広まっている洋彫りがあります。 現在若い女性に人気となっているのが後者で、受け入れられているのも後者です。 和彫りに関してはタトゥーOKの所でも受け入れられないことが多く、ほぼ見かけることは無いでしょう。 また、タトゥーであっても広範囲になるとまた話は別で、許されるのはせいぜい目立たない場所へのワンポイント程度となっています。 そういったことから考えても、ソープランド業界においてもタトゥーは完全に好意的ではないと言えます。

◆ タトゥーがあると高級店では働きづらい

ファッションの一環と言われているタトゥーですが、これがあるとソープランドで働く際に大きなデメリットになります。 最も大きなデメリットは、「高級店で働くのが難しくなる」ということ。 高級店はほとんどが価格に見合う高級感や品格を演出しているので、そこにチープな印象となるタトゥーは場違いです。 そのため、高級店での採用は見送られるケースが多く、よっぽど目立たない位置にワンポイントぐらいでなければ、タトゥーがあると高級店では働けないと思った方が良いでしょう。

高級店は、料金が高い分だけ女性への報酬も高額になっており、1回の接客で3~5万円といった大きな報酬が発生します。 格安店の約3回分の報酬を1回で稼げるわけですから、高級店で働いてそこそこ接客出来れば、月収100~200万というのも不可能ではありません。 そんなチャンスが無くなるわけですから、かなりのデメリットです。

◆ 男性からのタトゥー人気は高くない

最も問題なのは、男性からのタトゥーへの印象が良くないことです。 女性からすればファッションなのかもしれませんが、男性からすれば半グレ関係と思ってしまうようで、オシャレよりも怖い印象になってしまいます。 一部の男性からは「日常生活では刺青やタトゥーが入った女性と関わることなんてないし、逆に萌える」という方もいますが、そのようなのはごく一部。 だからこそお店側もタトゥーへの評価は下げますし、入っている場合にはプロフィールなどに掲載しておくなどして、遊ばなくてもわかるようにしていたりします。

公務員や一般の接客業と違ってタトゥーがあっても働くことが出来るソープランドでは、タトゥーが好意的もしくは全く気にされないと思っている方も多いかもしれませんが、実際には全く違います。 これからソープランドで働くことを考えている女性でタトゥーがすでに入っているという方は、それを活かせるコンセプトのお店を探すと稼ぎやすいかもしれません。